NOMURA CAREERS 野村證券 勤務経験者向け情報サイト

ブランクは、努力で埋められる。一度、野村證券を離れたことで、新しい視点から仕事に取り組めています。木村 公輔

入社から退職まで
2003年入社。東北エリアの支店に配属され、富裕層のお客様に対する新規開拓を担当。関東の支店に異動後はインストラクターも務める。その後、東京近郊の支店のファイナンシャル・コンサルティング課(当時)へ。ビジネスリーダーとして活躍中に、実家の事情で2013年6月に退職。
退職から再入社まで
家業の大規模農家を手伝うが、事情により2年後に再就職を余儀なくされる。転職サイトに登録する一方、新入社員時代のインストラクターに相談。野村證券の先輩から再入社を紹介され応募を決意する。
再入社から現在まで
現在はウェルス・パートナー課に所属。「お客様を徹底的に知る」というスタンスでコンサルティング営業を行い、お客様に感動を与える仕事に喜びを感じる日々。今後はマネジメントの経験も積んでいきたいと考えている。

退職の経緯と復職を決意した背景

家を継ぐために退職。しかし、2年後に状況が一変した。

「実家に戻って農業を手伝ってほしい」。北海道で大規模農家を営んでいる両親から相談を受けたのは入社して10年が過ぎ、ビジネスリーダーとして仕事にやりがいと楽しさを感じているときでした。苦渋の決断でしたが、長男として何代も続いた家業を守る責任を感じて退職を決意。家族で北海道へ転居しました。農業の経験はゼロでしたから、まずは農機の運転免許を取り、農協の青年部に入って勉強。さらには地域の街づくりにも参加して一生懸命新しい環境に溶け込もうと努力しました。ところが、2年後に状況が一変。農業をあきらめなければならない事情が出てきてしまったのです。再就職を考えたとき、真っ先に考えたのは、経験を活かして金融機関で働くこと。転職サイトに登録する一方で、人生の先輩でもある新人の頃のインストラクターに相談しました。すると、「もう一度、野村證券にチャレンジしてみてはどうか」と、再入社について教えていただきました。

現在の仕事と以前との違い

仕事の進め方の変化は、VCポータルでキャッチアップ。

前回、退職した時期は、ブローカレッジ主体の営業スタイルから、ヒアリングの深化に伴う営業に移行する直前でした。ですから、仕事のスタンスの違い等、多少のとまどいもありました。そこで入社後に、退職時までさかのぼってVCポータル(ビジュアル・コンテンツによる情報サポートシステム)を視聴。すべての変化をキャッチアップすることから始めました。特にコンプライアンス面での変化が多かったように思います。ただ、元々、金融恐慌も経験して、「お客様のどういう悩みに対して、どういう商品やサービスでお役に立てるのか」を真剣に考えて営業していたので、仕事においては大きな違和感はありませんでした。さらにお客様と会話や面談をするなかで、多種多様な考え方を柔軟に受け入れられるようになっている自分に気がつきました。以前は野村證券のカルチャーしか知りませんでしたが、いったん外に出たことで、野村證券の外からの見え方も経験できた。決して無駄な2年間ではなかったと思います。

改めて感じる野村證券の魅力

元上司が駆けつけてくれた入社祝い。人と人とのつながりを大切にする会社。

再入社の日に、当時の元上司がわざわざ四国から駆けつけて、元同僚や後輩と一緒に食事会を開いてくださいました。当時の支店が多忙な時に退職したので、上司や同僚に対して心苦しく思っていたのですが、「よかったね」と。本当に人とのつながりを大切にする会社だなと思いました。新しく配属された現在の支店は、若手中心で支店を盛り上げる「キープヤング」な支店です。支店長も、やる気がある人にはどんどんチャンスを与えてくれる方で、「これぞ野村證券」という雰囲気を感じます。チャンスをもう一度もらえたことがうれしくて、今は、常にお客様のことを考え、お客様を知ることに時間を使っています。どんな状況下であっても、最後はお客様に感動を与えられるような仕事をして、喜んでいただきたい。そして、支店長を始め、様々な人に支えられて今があると思っていますので、後輩の育成や将来的な支店のマネジメントを通じて、会社に恩返しをしていきたいと思っています。

野村證券で勤務されたことのある方へのメッセージ

後悔する気持ちがあるなら、もう一度、一緒にやりましょう。

野村證券を辞めて、後悔してはいないでしょうか。私自身、やむにやまれぬ事情で退職して、後にまたその道を断念しなくてはならなかったとき、「だったら、辞める必要はなかったじゃないか」と、何度も自問しました。そのくらい、野村證券という場所は私にとって特別で、他に代えがたい会社だと思います。復職してしばらくは、苦労するかもしれません。しかし、真剣に仕事に向き合えば、必ず成果が返ってくる仕事です。ブランクの間のシステム面や制度面の変化は、いくらでもキャッチアップできます。もう一度、一緒に、熱い想いを持って仕事をしませんか。

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