む。
2014

公平で効率的な資本市場の形成への貢献を目指す。

現在の仕事

金融派生商品のうち「デルタワン」と呼ばれている商品のトレーディング・デスクに所属しています。先物やETF(上場投資信託)、トータルリターンスワップなどの商品を取り扱っています。デルタワン・デスクでは、取引所に適切な取引機会を提供する「マーケットメイク」と、セールストレーダーを通してお客様と一対一で取引する「相対取引」を行っています。相対取引のお客様は、個人投資家から国内外の機関投資家(銀行、保険会社、ヘッジファンド等)まで幅広く、商品の選択から執行手法、プライス提示まで、セールストレーダーと協働しながら進めます。どのようなマーケット環境であっても、取引所や機関投資家のお客様にプライスを提示して、取引が成立しやすいように流動性を供給することで、公平で効率的な金融・資本市場の形成に貢献しています。

挑戦を繰り返すことで、
やりがいも大きくなる。

若手の挑戦を応援する風土

入社4年目になり、担当する業務の幅も広がり、その責任の大きさにやりがいを感じています。野村證券には、挑戦する社員を応援する風土があります。特にトレーディング業務において長期的に高い付加価値を生み出すためには、新しい挑戦を繰り返し続けていくことが重要と考えています。同じことをしていても、その価値は段々と低下していくからです。もちろん、時には失敗してしまうこともありますが、視野を広げ、新たなビジネス機会を創出するチャンスに気付けるセンスを培うことが重要だと考えています。さらにトレーディングでは緻密さと大胆さが共に求められます。地道な作業を着実に積み重ねなければ、リスクリターンの高いトレーディングはできません。マーケットを予測し、適切なリスクを取りながら大規模な案件を遂行できたときは喜びも格別です。

何が起こるかを先読みすること、
それがスピーディーにタスクを遂行する秘訣。

この仕事に求められる能力

「日経3月限300億円、引け基準で買い、いくら?」、「-12」「Done(取引成立)」。セールスからオーダーを受けて、プライスを提示し、売買が成立するまでの時間は、わずか10秒ほど。デスク上のスピーカーや電話から次々とオーダーが入ります。大量のタスクを瞬時にかつ同時に遂行していくためには、想定されるインパクトや需給状況などを事前にシミュレーションしておくことが重要です。取引する商品について、どのような要因で値動きするのか、ボラティリティはどうか、先入観で見落としていることはないか等、様々な情報を頭に叩き込んだ上で、マーケット全体を俯瞰するように心掛けています。例えば、二つの商品の価格差を利用して、割安なほうを買い、割高なほうを売る裁定(アービトラージ)という取引では、そこに本当に裁定機会が存在するか判断するために、商品組成や、マーケット環境など様々なことを考慮しなければならない場合もあり、マーケットの面白さを感じる瞬間の一つです。この仕事では、物事をロジカルに分析する能力と、先入観に捉われない発想力が求められると思っています。

既存の理論を社会にどう役立てていくか、
を考えられることが魅力。

理系出身者が活躍する職場

学生時代は数理情報学を専攻し、ビッグデータ、特に時系列データから有用な情報をマイニングし、例えば「異常値や特殊なパターンを事前に検知して、株価の大暴落などに備えられないか」という研究を行っていました。「既存の数学の理論を実際の社会にどう役立てていくか」という姿勢は、現在の仕事に通じる部分もあると考えます。就職活動で野村證券を選んだ理由は、一言で言えば「社員が魅力的」だったからです。話をした先輩社員たちのロジカルにマーケットを理解しようとする姿勢に共感し、「自分もこんな先輩たちと一緒に働きながら、トレーダーとして成長していきたい」と思いました。私が所属するグローバル・マーケッツでは、トレーダーに限らず、セールス、商品を組成するストラクチャリング等の多様な分野で理系出身者が数多く活躍しています。金融工学系の出身者だけではなく、物理学や数学、薬学、農学など、幅広いバックグラウンドを持つ社員が、それぞれの個性や能力を発揮しながら切磋琢磨しています。

赤坂 拓哉
ホールセール部門グローバル・マーケッツ(※取材当時)
2014年入社

休日はジャズピアニスト

3歳からピアノを始め、大学時代はジャズ研究会に所属。ジャズピアノに没頭し、都内近郊のライブハウスで演奏をするようになりました。社会人として様々な経験を積んだ今の演奏は、内側から湧いてくる音楽に変化が生じたようにも感じます。「短時間で明確に伝えなくてはならない」というトレーダーの仕事柄か、一曲一曲にこめた想いや解釈をよりはっきりと主張するようになりました。