Interview インタビュー

Business Development 藤崎 哲雄
「教育業界」での経験を
デジタルをHubにして
「金融業界」で活かす

魅力的な人たちとの出会いで気づいた
教育と金融の共通項

新卒で入社した前職の教育サービス企業在職時には、転職はあまり考えていませんでした。40代を目前にしてキャリアの棚卸を進めていた中で、 現在の上司・同僚と出会い「面白い人たちが集まる会社なんだな」と、 働いている人に大きな魅力を感じたことが転職を考えるきっかけとなりました。 そして業務内容や目指す姿を聞いていく中で、教育と金融には共通項があると気づいた瞬間がありました。 どちらもプラットフォームとしては無色透明であり、教育であれば国語や数学などの教科によって、金融であればライフプランやローン、そして投資など、テーマによって見える姿を変えていきます。 そして、いずれも人生において不可欠なものであり、個人と社会に広く貢献できる領域でもあるということです。 こうした共通項を感じながら今までのキャリアを振り返ると「小中高大の教育現場において、金融を学ぶ機会がない」ということが一つの課題と考えました。 教育と金融、離れているようで実は似ているこの2つの領域をデジタルの活用で融合させていくことで、私自身の経験もきっと何か役に立てるのではないか、と感じたのです。

幅広く人や部署と協業し、
プロダクト・サービスをより良いものへ

入社後に驚いたのは、野村が行う事業の幅の広さと、未来共創カンパニーで求められる視野と視座の高さです。 その環境もあり、入社直後から自分の強みを活かす機会を持つことができました。「金融×デジタル×教育」領域で、様々な人や部署と関わり、前に進めていくという明確なイメージを持って 取り組めたと思います。例えば、学校へ金融経済教育を提供しているサステナビリティ推進室と、近年変化が起きている教育現場を直接つなぎ、ヒアリングの機会を設定するなど教材作成のサポートを行い、 「企画業務への人的リソースが足りない」という課題に対しては、業務プロセス上の改善点を明確にし、デジタルツール利用やシステム化によって解決をしました。 こうした取り組みも日々のコミュニケーションを大切にしながら進めています。 他に、投資情報を提供するサービス「FINTOS!」のプロジェクトにも参画し、現在ユーザーの行動に基づいた情報提供のパーソナライズ機能などを担当しています。 今後、AIの精度検証定義や、人の思考に対してどの程度再現性があるのかなど対応すべきことはたくさんありますが、お客様の課題解決機会や価値をご提供できるよう、検討を進めています。

自分事化して動くことで、様々なテーマに出会える

これまで幅広い領域と様々な部署で業務を横断して経験してきましたが、私はビジネスプロセスを可視化し、 どう改善していくかを考え、優先度を定めて進めていく「ビジネスアナリスト」の役割を担っているのだと認識しています。 この役割の魅力はビジネスプロセスを理解するところから始め、押さえるべきポイントを明らかにするだけでなく、チームの企画にのめりこんで自分事化することができることだと思います。 これから組み立てるフェーズの企画やプロジェクトが多いからこそ、「自分たちの企画」として考え、推進していく力は重要です。当社で活躍している人は「自走力」を持った人材が多いと思います。 それは自分が考えながら動いた分だけ、新しいテーマに出会えるという環境が多く存在しているからだと強く感じます。 そのため私のように軸足が金融業界とは遠い人ほど、実はスキルや経験を存分に生かして楽しめるチャンスがあると思います。 「金融って自分にとって距離があるな」と思う人ほど、ぜひ活躍する機会を求めて飛び込んでいただきたいと思います。

※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

Career

Business Development

Tetsuo Fujisaki

2006年
大学院修了後、大手教育サービス企業に新卒入社。Webディレクターや、新規サービス開発、アジャイル開発の体制構築など、主にWeb領域で新サービスや仕組みの導入を進めてきた。
2020年
野村ホールディングス入社。未来共創推進部に参画。「FINTOS!」プロジェクトでAIを活用したサービス開発をはじめ、「金融×デジタル×教育」の領域で他部署支援にも尽力している。

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