野村証券 ホールセール・コーポレート キャリア採用

VOICES社員の声

変化を恐れないことが、
自分のキャリアの糧になる

トレジャリー部

大野 裕加

CAREER

2008年 大学卒業後、メガバンクへ入行。ストラクチャードファイナンス業務を中心に従事。
2014年 野村證券へ入社。現在はトレジャリー部に配属。資金流動性リスク管理のポリシーの策定やモニタリング等に携わる。

野村證券を選んだ理由 “軸を持ったキャリア“を求め、たどり着いた野村證券

前職のメガバンクでは、アセットファイナンスを中心としたキャリアを経験しました。今振り返ってみると良い経験をさせていただいたと言えますが、在籍当時は、数年ごとに営業、グループ証券会社への出向、ストラクチャードファイナンスと異動が続き、「会社都合で自分のキャリアが振り回されている感覚」を抱いていました。そんななかで自身のキャリアを見直すきっかけになったのが、業績不振に陥る取引先の再建プロジェクトへのアサインでした。プロジェクトは多忙を極め、なんとか最後までやりきったものの、自分でキャリアの軸を持たなければ今後も会社の決定に働き方を左右されてしまうことに危機感を感じたことを覚えています。その後、自分でキャリアを築く力をつけるために、環境を変えることを意識し始めます。得意だった英語を活かせること、そして専門知識を身に着けられる本社機能で働けることを軸に、転職活動を始めました。英語を活かせる外資、メーカーの本社機能なども検討しましたが、ご縁があって、当時本社機能での募集があり、国内の金融機関のなかで圧倒的なグローバルプレゼンスを持つ野村證券に入社することになりました。

現在の仕事内容 言葉や文化の壁を越え、成果にこだわり続けた海外赴任

入社後、私は資金部(現トレジャリー部)に配属されました。新しい環境で一からキャリアを築き直す気持ちで業務に取り組み2年が経ったある日、私のキャリア観に大きな影響を与える転機が訪れます。シンガポールのグループ会社でトレジャリーの募集がかかったのです。私は次の成長機会を得るため、海外へと環境を移すことになります。赴任先のトレジャリーチームはメンバー8名全員が違う国籍。着任当初はネイティブのメンバーに強気でまくしたてられ、幾度も悔しい思いをしました。それまで私は、良くも悪くも「女性は強く発言するべきではない」という価値観を持っていました。しかしここではそんな気持ちでは仕事になりません。持ち前の負けん気で議論に負けない英語力を身につけ、仕事においても成果にこだわり続けました。言葉も文化も全く違う同僚と、その違いを認め合い、お互いの言葉に耳を傾ける一方で自分の意見を主張すること。それは簡単なことではありませんでした。しかし、“グローバルな野村”の一員としての誇りを感じながら、国境を越えてメンバーと信頼関係を築くことができた経験は、私の大きな財産になっています。

野村證券の特長 “変わることを恐れない強さ”を、自分のキャリアに重ねて

野村證券には、市場の変化に合わせてビジネスや働き方を柔軟に変化させてきたDNAがあります。メガバンクから転職して6年、野村の、変化に対する柔軟で且つ機動的な動きに対しては常に驚きを感じています。私自身も、いつでも変わる決断ができる自分でいたいと考えるようになりました。知識の会得に能動的であること。他者から見ても魅力的な人材でいること。今の環境に甘んじず変化を求め、良い意味で会社に依存しない働き方を目指すことで、自分主導のキャリアを描いている手ごたえを感じています。しかしそれは決して私の努力だけで成しえたものではありません。キャリア入社2年という経験の浅い私を思い切って海外に送り出してくれた当時の上司をはじめ、日々の業務を評価し、成長の経験と機会を与えてくれる懐の深さが当社にあったからこそだと思います。トレジャリーでは経験を積んできましたが、まだまだ野村證券には私の知らない面白さがたくさんあるはず。謙虚な姿勢を忘れず、専門性を追求しながら、自分のキャリアの可能性を広げていきたいと考えています。

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