企業情報

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)推進

それぞれの価値観や経験、働き方などの多様性を尊重し、
社員一人一人のもつ能力や個性を発揮できる環境づくりを推進しています。

野村では、国籍、人種、性別、性自認、性指向、信条、社会的身分、障がいの有無に限らず、それぞれの価値観や経験、働き方などの多様性を尊重し、互いに認め合い、社員一人一人が自らのもつ能力や個性を発揮し、活躍できる環境づくりのため、DEIを推進しています。ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)と、インクルージョン(一体性)を推進することが企業価値の向上につながると考えています。

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン推進体制

トップダウンとボトムアップの両輪で推進していることが野村の特徴です。

野村ホールディングスおよび野村證券は、2016年4月より、女性、シニア、外国籍社員等、多様な社員の活躍推進を経営レベルで全社的に審議する機関を設置。グループ全体のDEI推進にかかる事項は、委員会及びワーキンググループ等を設置し、経営戦略の観点から審議しています。サステナビリティ委員会は、グループCEOを委員長とし、経営会議のメンバーで構成され、審議内容は取締役会にも適宜報告されます。

DEI推進ワーキンググループでは、より具体的に現場の実情に即した審議を行っています。メンバーは、執行役・執行役員とグループ各社、グローバル各地域の代表で構成し、野村證券従業員組合とも意見交換をしながら具体的な推進策を協議するなど、コミュニケーションを密にし、グループ全体の環境づくりを進めています。

DEI社員ネットワーク

野村には社員が業務時間外に自主的に運営する3つの社員ネットワークがありボトムアップで活動しています。

  • 「ウーマン・イン・ノムラ」:女性・キャリア
  • 「ライフ&ファミリー」:健康・育児・介護
  • 「アライズ・イン・ノムラ」:マルチカルチャー・LGBTQ+・障がい者

各ネットワークでは活動に賛同する役員がスポンサーとして2名ずつサポートし、社内外から講師を招いての講演会、展示などの啓発イベント、外部協賛など、様々なイベントをネットワークメンバーが自発的に企画・運営しています。

柔軟な働き方の推進

Nomura Ways of Working

新型コロナウイルスの感染拡大によるリモートワークやビデオ会議の普及に伴い、働き方と生活様式も大きく変化し、ウェルビーイングの意識も高まっています。この新しい環境の変化に対応すべく、2022年より4つの軸(カルチャー、ピープル、ワークプレイス、テクノロジー)からなる「Nomura Ways of Working」というグローバル共通のプロジェクトを開始しました。社員が時間や場所の制約に縛られることなく、最大限のパフォーマンスを発揮する環境を整えることを目指し、コミュニケーションや協働の機会の確保、ワークライフバランス、健康経営などの取組みを行っています。

なお、野村ホールディングス株式会社(野村證券)は、経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「健康経営銘柄」に選定されております。また、野村ホールディングス株式会社(野村證券)、野村アセットマネジメント株式会社、野村信託銀⾏株式会社、野村バブコックアンドブラウン株式会社、野村インベスター・リレーションズ株式会社、野村ビジネスサービス株式会社、 野村プロパティーズ株式会社、野村ヘルスケア・サポート&アドバイザリー株式会社が、経済産業省と⽇本健康会議が選定する「健康経営優良法⼈」の認定を受けています。

女性活躍

野村證券では、女性社員がやりがいと働き続ける意識をもち、さまざまなライフイベントと仕事を両立しながら働き続けるための環境を整えています。具体的には、女性の意識改革やスキルアップの機会の提供、管理職に対しての研修などを実施しています。

女性社員に対する取り組み

  • 先輩社員を囲んだ座談会や女性ロールモデル社員の紹介
  • 管理職一歩手前の女性を対象としたキャリアデザインを考える研修
  • 産育休前後社員に対して育児との両立、キャリア意識を醸成するための動画配信
  • 総合職社員(エリア型)が、配偶者の転勤等を理由に退職することなく勤務地を変更できる制度

管理職に対する取り組み

  • 時間制約のある社員など多様な人材をマネジメントするための研修
  • 産育休前後のキャリアと両立に関する面談のサポート

野村證券の女性活躍に関する行動計画は以下をご覧ください。

両立支援

野村では、社員が仕事と子育て・介護の両立を可能にするため、すべての社員にとって働きやすい環境整備と風土醸成に取り組むとともに、社員がそれぞれ持つ能力を最大限に発揮できるよう、さまざまな制度を用意しています。

育児の取り組み

法定を上回る育児休業や育児時間制度を設けており、管理職と産育休取得社員との定期的な面談の実施や、法人契約託児所の設置等のサポート体制を整えています。また、男性社員の育児休暇取得推進など仕事と子育てを両立させるためのワークライフバランス支援にも取り組んでいます。

介護の取り組み

法定を上回る介護休業や休暇、介護時間制度を設けるとともに、「介護相談サービス」による情報提供、介護セミナーの動画やハンドブックを用意する等、介護しながら働き続けることのできる職場環境づくりにつとめています。また、「NOMURAの仕事と介護の両立支援宣言」により、社員への支援姿勢を明確にし、取り組みを推進しています。

認証

くるみん

野村證券では、仕事と子育てを両立させるための継続的な取り組みの成果が認められ、2007年より次世代育成支援対策推進法に基づく厚生労働大臣による認定を取得しています。

トモニン

野村證券では、厚生労働省より「仕事と介護を両立できる職場環境」の整備促進のためのシンボルマーク(愛称:トモニン)を取得しています。

LGBTQ+

LGBTQ+を含む性的マイノリティに対しても社員の多様性の1つと捉え、当事者が安心してやりがいを持って働くことが、企業価値の向上へ繋がると考えています。そのためにLGBTQ+に関する差別を禁止した規程の整備、ダイバーシティ研修の実施、同性パートナーやトランスジェンダーに関する制度の整備、そして社員ネットワークによる理解促進の活動などを行い社内風土の醸成に努めています。

アライになろう

「LGBTQ+アライになろう」というスローガンのもと、当事者でない社員へもLGBTQ+への啓発を広めています。

認証

PRIDE指標

最⾼位の「ゴールド」を7年連続受賞、2016年・2017年はベストプラクティス企業に選定されました。
さらに、ゴールドを受賞した企業の中から、国・⾃治体・学術機関・NPO/NGOなどとのセクターを超えた協働(コレクティブ・インパクト型)の取り組みを実施する企業を表彰する「レインボー」も2021年より2年連続同時受賞しました。

障がい者

方針・目的

障がい者の方に対しても、幅広い雇用機会を提供しています。障がい者の方が意欲をもって働けるよう、担当の業務を職場ごとに話し合いながら柔軟に決めており、能力に適合する職業に就くことを通じて、その職業生活における自立を促し、職業の安定を図っています。野村證券では、さまざまな部署で障がいをもつ社員が活躍しています。

障がい者スポーツ支援

日本パラバレーボール協会のスペシャルトップパートナーとして、パラバレーボール競技を支援しています。役職員向けに体験会の開催や全国大会への参加などを通じ、障がい者スポーツの素晴らしさや楽しさを伝えていくことで、障がいを持つ方への理解に繋げていきます。