野村グループは2025年12月25日に創立100周年を迎えます。
この節目に、野村グループは、「金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」というパーパスを定めました。
当社は創立以来、さまざまな挑戦を続け、成長への情熱をもって変化し続けてきました。創立の2年後にはニューヨーク出張所を開設し、海外への挑戦を開始。それ以降、グローバルなネットワークを築き上げ、世界と日本をつなぎ、金融資本市場の発展に注力してまいりました。また、数多くの日本初となる新しい金融商品・サービスの開発・提供を行い、お客さまの資産形成の促進にも貢献してまいりました。
このような我々の取組みの根底に脈々と流れるのは、創業者である野村徳七から受け継がれてきた、金融を中心とした事業活動を通じて社会やステークホルダーの皆様に寄与するという精神であり、これは野村グループの存在意義につながるものです。
大きな社会構造の変化、激動する世界情勢のなかで、「豊かな社会」を実現するため
に、野村グループに求められているものは何か。
個々人の価値観や幸せの感じ方が多様化するなかでは、「豊かな社会」のありようもさまざまです。「豊かな社会」の実現に向けた道は決して平坦ではありませんが、金融は、リスクマネーの循環を通じて、経済や社会の発展、サステナビリティに関連するさまざまな課題解決につながっています。
野村グループは、これまでに築き上げた「国内外における強固な事業基盤」、「幅広い金融サービスを提供する機能」、「高い専門性を持つ経験豊かな人材」をもとに金融資本市場の場を活用する形で、ステークホルダーの皆様のあらゆる「豊かさ」の実現に大きな役割を担っています。同時に、ここに私たちの成長機会もあると考えています。
「金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する」
この想いのもと、野村グループは、世界のすべてのステークホルダーの皆様と共に、そして皆様のために、今後も新たな挑戦を続け、金融資本市場の力で、それぞれの豊かな社会の実現に取り組んでまいります。