アルムナイ入社者に聞く野村の魅力01

人を知る クロストーク#3 アルムナイ入社者に聞く野村の魅力

Introduction

当社を一度退職し、後に再入社した社員3人に、退職理由や再入社の理由、今挑戦していることなどを率直に語り合ってもらいました。異なる環境で異なる価値観に触れた3人だからこそ語れる野村證券の姿がここにあります。

Member

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力04
2021年再入社 ウェルス・マネジメント部門

Tanaka Yuki

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力08
2023年再入社 コンテンツ・カンパニー

Mori Takahiro

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力12
2023年再入社 コーポレート(ファイナンス)

Izumi Shinya

※所属部署・掲載内容は取材当時のものです。

Cross Talk

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Talk Theme 1

退職、そして再入社を決めた理由

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新卒で野村に入社し、金融研究所企業調査部(現在のエクイティ・リサーチ部)でリサーチアナリスト業務に従事しておりましたが、更なる成長を目指して外資系証券会社に転職しました。その後、国内の銀行系証券会社にてリサーチアナリストとして従事していましたところ、野村の方からお誘い頂きました。新卒時に育てて頂いたことを思い返すと、今度は私が自らの経験をもとに恩返しをする番であろうと考え、再入社致しました 。

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田中

私も新卒で入社し、岡山支店で個人富裕層や法人オーナー様の資産管理を担当していました。結婚と夫の東京転勤を機に退職してしばらく派遣として働いていましたが、野村にいた時に一種外務員の資格を取得していたこともあり、その後証券会社のコールセンターに転職しました。ただ、仕事をするほど野村で働いていた時のやりがいや楽しさ、日々の成長の実感が思い出されていきました。もう一度、自由度が高く主体性を持って動ける野村で働きたい、と思ったことが再入社の理由です。

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和泉

私は、退職前はリスクマネジメント部でバーゼルIII金融規制への対応に従事していました。プロジェクトがクローズし次のキャリアを考えた時、一度環境を変えてみたくなり、創業期のコンサルティングファームに転職しました。そこでのプロジェクトも一段落したタイミングで、野村の元同僚から「バーゼル III 最終化プロジェクトが行き詰まっている」という話を聞き、協力したいと思って再入社しました。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力06

田中

再入社にあたって迷いはありませんでしたか?

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和泉

コンサルティングファームでチームのマネジメントを経験して黒字化を達成し、その後を後輩に任せることが決まっていたので、タイミングが良かったこともあり迷いはありませんでした。何より、野村の同僚とは退職後もずっと親しくしていたので、彼らが困っているなら手伝いたいと思いました。困っている人に対して手を貸すということが仕事であると思うと、 再入社は自然な行動だったと思います。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力06

田中

私も、複数の会社を見てきた中でも、裁量を持って働ける野村のカラーが私に一番合っていると感じていたので、戻るならここ、と思っていました。さらに、業界ナンバーワンだけあって、業務で使うシステム一つとっても機能的で働きやすいと感じます。

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Talk Theme 2

再入社後の今、実感している自身の変化

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和泉

現在は、バーゼルIII最終化に向けたプロジェクトに参画し、自己資本規制比率の金融庁への報告・開示の準備やシステム構築、内部管理レポーティング体制の構築に従事しています。私に期待されている役割が、このプロジェクトを完遂し、規制導入後も安定稼働させることなので、しっかりデリバーしてその期待に応えたいと思っています。

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コンサルティングファームで培ったスキルや知識は活かせていますか?

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和泉

活かせていますね。例えばコンフリクトマネジメントはその一つです。プロジェクト進行中、利害関係の不一致から関係者の意見が対立することはよくありますが、今回は感情抜きで双方の要求を出し合い、淡々と進捗を管理することを貫きました。プロジェクトを炎上させないためのノウハウは前職でたくさん学べたので、これを活用しながら、マイルストーンに沿ってチームメンバーとともに着実に前進できていると思います。

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田中さんは、最初の入社時と同じく今も資産運用のご提案を担当していますが、戻ってからの変化はありますか?

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田中

他社で働いていた時は主体的に考える機会がなく、このままでいいのかと自問する日々でした。だからこそ野村に戻ってきた今は、満足いくまで仕事にこだわり抜きたいという気持ちが強くなりました。野村に資産を預けてくださるお客様一人ひとりの想いに応えるために、もっと自分もレベルアップしていきたいし、後輩たちの成長もサポートしたいですね。それに、複数の会社や多くの人と関わる中で、さまざまな考え方を受け入れる多様性が身につきました。

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外の世界を経験すると、さまざまな価値観を学べますね。

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田中

おかげで、一つの考えにとらわれることがなくなり、前向きになれました。お客様から厳しいお声をいただいたとしても、その声をしっかりと受け止めた上で自分がやるべきことを冷静に判断し、やり切ることができていると感じます。森さんはどうですか?

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力10

私の仕事は、リサーチレポートを国内外の機関投資家や個人投資家に届けることです。他社での業務を経験したことで、レポート作成で重点を置くポイントが、会社や組織によって違うことを知りました。外資系企業には外資系企業の考え方がありますし、同じ国内の証券会社でもやはり少し違う。レポートに正解はありませんので、一つの価値観にこだわらず、視点の引き出しを増やすことが大切だと感じました。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力06

田中

どの企業のやり方が正しいということではなく、多角的な視点で投資家が求めるレポートを追求していくのですね。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力10

はい。野村には野村の良さがありますので、外の考えを押し付けることはありません。時には、培った視点をチームメンバーにフィードバックすることはあります。例えば、一昔前ならアナリスト業務は個人で完結していましたが、今は他社もチーム力で対応しています。それならば野村も、チーム力を強化しなければなりません。そこは他社での経験を踏まえた上で、私たちには何ができるのかを、話し合いながら進めています。

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Talk Theme 3

一度離れたからこそ分かる野村證券の魅力

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私が感じる野村の魅力の1つ目は、ブランド力です。他社でアナリストを経験して、外から見た野村の圧倒的な存在を実感しました。2つ目は、ポジションが豊富なことです。組織の規模が大きく、グローバルに展開しているので、私のようなアルムナイの方々の希望に合致したポジションが、実はたくさんあると思います。自分が活躍できるポジションが空いていると分かれば、戻って来たいと思う方も多いのではないでしょうか。

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田中

そうですね。私の上司もアルムナイ採用ですが、再入社後に課長に就き、その後営業部長になり、今は支店長をされています。再入社後の活躍の道も拓けていると思います。

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和泉

多様性の面で言うと、野村はグローバルな環境にも強みがありますね。海外駐在はもちろんですが、日本で働いていても海外の方とのコミュニケーションが日常的にあり、実際に私も今海外チームと協力してプロジェクトを進めています。議論をするにも日本語を使うより2倍も3倍も大変ですが、他ではなかなか味わえないような、本当の意味でのグローバルを経験できる場所です。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力06

田中

私は、環境面でも人の面でも面倒見の良さを改めて感じています。再入社後も私のレベルに合わせて育成担当者がついてくださり、分からないことをいつでも相談できる環境を整えてくれました。指導する方の責任感も強く、放置されることがありません。それだけでなく、私の支店では受注が決まると周りの方々も駆け寄って「おめでとう」と声をかけてくださいます。再入社前から連絡を取り続けていた先輩もいましたし、縦・横のつながりは、これまで経験したどの会社より深いと思います。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力14

和泉

人との関係性の深さは私も感じます。退職後も同僚とよく食事に行っていましたし、戻ってきた後にまた仲が深まった同僚もいます。仕事上でも、プロジェクトで議論が白熱したとしても、別の場で顔を合わせるといつも通りの挨拶をしてくれる。人の良さは、野村の魅力の一つですね。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力25

Talk Theme 4

これからの野村證券に期待すること

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力14

和泉

コンサルティングファームでも今いる環境でも共通して思うのは、個人目標を達成できるチャンスをどれだけ提供できるかが大切ということです。目的意識を持って仕事をしている方が多いので、漫然と業務をこなすだけでは個人にとっても会社にとっても良い結果にはなりません。今やっている活動が将来的にどんなチャンスにつながっていくかを見せられる環境であってほしいし、私自身も示していきたいと思っています。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力06

田中

将来の可能性が見えると、チーム全体のモチベーションが高まりそうですね。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力14

和泉

はい。モチベーションが高い組織は、間違いなく良い組織だと思っています。コンサルティングファームでは報酬制度の拡充などに取り組んでいましたが、人のモチベーションを高めるものはそれだけではないはず。チャンスを提供すること、そしてチャンスを掴む側の部下に対しても、掴みたいならどんな行動を取るべきか、それを提案することが今の私に試されていると思っています。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力06

田中

モチベーション向上という点では、自分のことだけで手いっぱいにならず周りを見て助け合えるような「ゆとり」も大切だと思います。私たちが扱う金融サービスは基本的に変動するものなので、それをお客様におすすめする担当者一人ひとりの責任やプレッシャーの大きさはいうまでもありません。だからこそ気持ちに余裕を持ち、チーム内でもお互いに関心を持って楽しく働ける環境が必要だと思います。例えば最近、私のチームの男性班長が育休を取得されましたが、それに対するみんなの反応はポジティブで、「全員でカバーしよう」という雰囲気があります。一緒に働く人同士が前向きにいられる環境であり続けてほしいですね。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力14

和泉

田中さん自身が心がけていることはありますか?

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力06

田中

挨拶をするとか、社内の雰囲気を盛り上げるような会話や笑顔を心がけるといった当たり前のことです。ですが、その当たり前を続けることが一番難しいものなので、意識して実行し、継続していきたいと思っています。森さんはどうですか?

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力10

野村のブランド価値が、さらに高まることを期待しています。そのために必要なのは、「野村の〇〇さんと取引がしたい」と選ばれることだと思います。

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力14

和泉

証券会社の数も多く、お客様にとってはネット証券という選択肢もあります。その中で野村が選ばれるためには何が必要だと思いますか?

アルムナイ入社者に聞く野村の魅力10

私のようなアナリストならば、この会社のリサーチレポートを読みたい、と思っていただける質の高いレポートを作成することです。社員一人ひとりが選ばれるために何をすべきかを考え、行動する。その積み重ねがブランドを形成するのではないでしょうか。ブランド価値が高まれば、より良い人材が集まり、スケールの大きな仕事ができ、さらにブランド価値が高まっていくはず。そんな好循環を生み出していきたいと思っています。