お客様・会社・証券業界に新たな価値を提供する

人を知る社員インタビュー 菅田絢奈 Sugata Ayana

Profile

  • 学芸学部(国際関係学科)
  • 2017年入社
  • コーポレート(IT・デジタル)

業務企画部所属。大学卒業後、2017年に野村證券へ入社。入社後は業務企画部にて「つみたてNISA」や「口座開設のデジタル化」案件において、先輩社員の業務をサポート。2019年より内閣府(2021年9月からはデジタル庁に組織変更)へ出向し、マイナンバー関連の各種施策を幅広く担当。2022年以降は業務企画部にて、地方銀行との包括的業務提携、野村グループ内の銀行ビジネスの拡大にむけた新サービス等の企画・検討を主に業務設計・システム設計の面で推進。

Interview

野村證券を選んだ理由は何ですか?

「刺激ある社会人生活」を求めて

大学では国際関係学を専攻し、文化・政治・社会問題等について幅広く学んでいました。また、大きな声では言えませんが、勉学はほどほどに、アルバイトで得た資金をもとに、夏はリュック一つで旅に出て、冬は雪山に籠ってスキーをするという、学生時代にしかできない時間の使い方をしていました。
そのなかで平凡な日々よりも、”刺激のある生活”が私にはあっていると感じていました。

就職活動においては特段業界を絞っていませんでしたが、日々変動するマーケットや世の中の動向と対峙する証券業界は、私にとって”刺激のある仕事”であり、社会人として“刺激のある生活”を送ることができると感じ、最終的には証券業界を中心に就職活動を行っていました。

その中でも野村證券の説明会や座談会に何度も足を運ぶ中で、皆さん楽しそうに自身の業務について語っており、仕事に誇りを持っているように感じました。学生ながらに、仕事はどの業界・どの会社でも大変だと想像していましたので、せっかくならば皆さんが楽しそうに働いている会社に入社しようと思い、野村證券に入社しました。

現在の仕事内容を教えて下さい。

若手でも、ビジネスに直結する大規模案件を担当

業務企画部は、主に日本のお客様向けの、サービスの追加や利便性・生産性向上に向けた業務の企画、各国の規制に対応する業務の変更等を担当しています。また、当社の基幹システムの主管部署でもあります。大規模プロジェクト、業界初の案件等では、業務の要件定義や設計等を担当し、導入に向けた中核的な立場で関与します。
案件は多岐に渡り、IT・デジタルの中でもビジネス直結の業務を実施していることが特徴です。

また、関係省庁・日本証券業協会・経団連等の外部機関への提言や協議等を行い、金融業界/証券業界の利便性向上、リスク回避・軽減に向けた施策の企画、業務変革を行うことも当部のミッションです。

入社以来私は、つみたてNISAのサービス導入、地方銀行との包括的業務提携に伴う口座統合、野村グループ内の銀行ビジネスの拡大に向けた新サービス等の案件に携わっています。若手でも数十億円規模の案件を担当することもあり、育成の文化や、前向きに頑張れば多くの機会を得られる会社だと感じます。

当部は、業務の企画を行う中で、業務設計やシステム化の企画まで一貫して担当します。業務を企画するためには業務理解に加え、法律やコンプライアンス・世の中の動向等高いアンテナが必要です。一方、当社には各分野の専門家がいるので、彼らから正しく情報を収集・処理し、関係者と協議する力が一番必要と思いますし、最も難しい点です。現在もトライ&エラーを繰り返しながら奮闘する毎日です。

大切にしていることは何ですか?

主体的・積極的な行動を通じ、自らの引き出しを増やし続ける

新しいサービス・ルールを生み出す際、正解はありません。最適解がなかなか見つからない場面はたくさんありますが、業務の組み立てやシステム化の範囲等、様々な対応方法を検討します。そのためにも、どのような方法が考えられるのか、引き出しを増やし続けることを意識しています。

引き出しというのは、知識・教養はもちろん、考え方、コミュニケーション方法、関係者の巻き込み方等多岐に渡りますが、目の前の業務をただこなすだけではいくら経験を積んだとしても使える引き出しにはならず、自ら積極的に取り組んでこそ身につくものだと思います。

長期間取り組んだものであっても、「あれだけ取り組んだのに、なぜこんなに覚えていないのだ」と思う瞬間があります。それは残念ながら受け身で取り組んでいた案件です。一方、自分主体で積極的に動き回ったものははっきりと覚えており、違う課題にぶつかった場合も応用することができています。

当社には挑戦することを奨励する文化があります。トライ&エラーを繰り返しながら引き出しを増やし、既存の仕組みやルールに捉われず、お客様・会社・証券業界に新たな価値を提供していきたいです。

応募者へのメッセージをお願いします。

何よりも応援してくれる仲間が沢山いる環境

当社には育成する文化があります。入社半年でも案件を任され、対応案の検討や、関係者との協議等を担当していきます。進め方や最適解がわからないときは、上司や先輩に相談しながら進めます。私は金融やITの知識がない状態で入社しましたが、明るく前向きに取り組むことで、自然と知識や仕事の進め方が身についてきたと感じます。

3年目から内閣府(2021年9月からはデジタル庁に組織変更)へ出向となり、頼りの上司・先輩もいない中で大きな不安がありました。しかし、野村證券で過ごした2年強の中で自分なりの仕事の進め方が出来ていたので、知識や経験こそ足りないものの、関係省庁等との調整、システム設計や広報等の業務に幅広く携わることができました。コロナ禍の特別定額給付金の給付やパスポートのオンライン申請の企画等、当社の中だけでは携われない様々な経験を得ることが出来ました。

当社は常に変革や挑戦に取り組んでおり、ワクワクする案件が沢山ありますし、自分で起案することもできます。
またIT・デジタルには、新入社員からマネジメント層まで、あらゆる階層の社員の専門性を高める独自の研修や人材交流プログラムがありますし、何よりも応援してくれる仲間が沢山います。

キャリア選択は難しいと思いますが、様々な業界・会社をみて、自分の直感でよさそう、ここであれば頑張れそうと思った会社を選ぶことがよいと思います。私はそれが野村證券でしたし、今もう一度就職活動をしたとしても同じになると思います。皆さんも野村證券だと嬉しいです。

掲載社員の仕事内容・部署は取材当時のものです

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