インストラクター制度

親、兄姉、先輩。
ぜんぶ足したような存在が野村のインストラクター。

インストラクター制度

導いたり、並走したり、背中を押したり。
仕事面も精神面でも面倒を見てくれる人がいる。

インストラクター制度は、1971年に導入されてからずっと続いている野村證券の育成の伝統です。私自身、入社1年目に先輩がマンツーマンでついてくださって、その先輩の背中を見ながら仕事の仕方を学び、精神面でも面倒を見てもらって成長することができました。先輩にしていただいて嬉しかったことは後輩にしてあげたくなるもので、3年目に自分がインストラクターになったときは、先輩から教わったように、新入社員に教えました。その後もビジネスリーダーや管理職として、たくさんのインストラクターと新入社員の関係を見てきましたが、この制度は自立と自律を育む、いい制度だと感じています。

未知の世界に飛び込んだばかりの新入社員にとって、インストラクターという存在は特別なもので、優しさも厳しさもあり、理解者でありながら支援者でもあります。背中を見せて導いてくれたり、時には並走して一緒に考えてくれたり、時には後ろから背中を押してくれる存在。親と姉弟と先輩をぜんぶ合わせたような、私はそんな感覚でした。インストラクターとの濃密な1年の関わりがあるおかげで、2年目以降にしっかりと自立でき、悩んだり立ち止まったりしたときもまた前を向いて頑張る自律の姿勢を身につけているのではないかと思います。